日本法医学会
FTWGトップページ
法医中毒学ガイドライン小委員会
 ・薬毒物検査のための手引き
 ・法医中毒学研究室ガイドライン
薬毒物検査マニュアル小委員会
 ・薬毒物検査マニュアル
  I.総論
  II.スクリーニング
2.個別薬毒物
A.パラコート
(1)呈色法
  III.各論
薬毒物標準品小委員会
 ・薬毒物標準品に関する情報
 ・規制薬物の取り扱いガイド
法医中毒学ホームページ小委員会

日本法中毒学会 ホームページ
日本中毒学会 ホームページ
関連リンク
A.パラコート
(1)呈色法

 i)操作法

試料(血液,組織1)) 2 ml
↓ i)試験管に入れる.
ii)20%スルホサリチル酸液 1 mlを加える.
iii)撹拌後,遠心分離する.
上清 2 ml あるいは尿 2 ml
↓ i)試験管に入れる.
ii)1%ハイドロサルファイトナトリウム/1N 水酸化ナトリウム溶液
2) 0.5 mlを加える.
判定 青色に変色:陽性 → 確認3); 変色なし:陰性

 【注 解】
1) 組織は4倍量の純水を加えてホモジナイズし,遠心分離後,その上清2 mlを試料とする.
2) この溶液は用時調製し,調製後2時間以内に使用する.
3) 吸収極大波長が600 nmであることを確認する.

Copyright(c) 2009 日本法医学会 法医中毒学ワーキンググループ All rights reserved