日本法医学会
FTWGトップページ
法医中毒学ガイドライン小委員会
 ・薬毒物検査のための手引き
 ・法医中毒学研究室ガイドライン
薬毒物検査マニュアル小委員会
 ・薬毒物検査マニュアル
  I.総論
  II.スクリーニング
  III.各論
2.有毒性ガス
B.青酸(HCN)
(2)気化平衡・ガスクロマトグラフィー (GC)
薬毒物標準品小委員会
 ・薬毒物標準品に関する情報
 ・規制薬物の取り扱いガイド
法医中毒学ホームページ小委員会

日本法中毒学会 ホームページ
日本中毒学会 ホームページ
関連リンク
B.シアン化水素(青酸)
(2)気化平衡・ガスクロマトグラフィー (GC)

 i)前処理

試料1) 0.2 ml
↓ バイアルびんに入れる.
バイアルびん2)
↓ i) 直ちに密栓する.
ii) 50% リン酸 0.2 mlを加える3).
iii) 50℃で30分間加温する.
気相(0.5 ml)
↓ 注入する4).
GC-NPD

 【注 解】
1) 試料は血液など.
2) テフロンセプタム・スクリューキャップ付きバイアルびん.
3) 25 G針付き0.5 mlガラスシリンジを用い,セプタムを刺して加える.
4) ガスタイトシリンジあるいは25 G針付き1 mlガラスシリンジを用いる.

 ii)GCの条件


装置:
カラム:
温度:
キャリアーガス:
ガスクロマトグラフ,窒素-リン検出器(NPD)付き
GS-Q, 30 m×0.53 mm i.d.
カラム 130℃ ; 注入部 200℃ ; 検出器 250℃
ヘリウム 4.7 ml/min


 【文 献】
1. Seto Y et al. Anal Chim Acta 1993;276:247-259.

Copyright(c) 2009 日本法医学会 法医中毒学ワーキンググループ All rights reserved