日本法医学会
FTWGトップページ
法医中毒学ガイドライン小委員会
 ・薬毒物検査のための手引き
 ・法医中毒学研究室ガイドライン
薬毒物検査マニュアル小委員会
 ・薬毒物検査マニュアル
  I.総論
  II.スクリーニング
  III.各論
薬毒物標準品小委員会
 ・薬毒物標準品に関する情報
 ・規制薬物の取り扱いガイド
法医中毒学ホームページ小委員会

日本法中毒学会 ホームページ
日本中毒学会 ホームページ
関連リンク
薬 毒 物 検 査 マ ニ ュ ア ル

凡     例




(1) 本マニュアルの用語および略語は,一般によく使われているものとした.
(2) 単に水と記載した場合は,蒸留水または脱イオン水(精製水)をさす.
(3) 溶質名のつぎに単に液と記載し,特に溶媒を示さないものは水溶液である.
(4) %で表したものは,溶質が個体であれば w/v%を,溶質が液体であれば v/v%を意味する.
(5) 規定度はN,モル濃度はMで示す.
(6) 薬品混合比は1:1,v/v,5:2:1(v/v/v)のように示す.
(7) 血液試料については,分析に使用する試料量を ml あるいは g 単位で表示しているが,これは粘度が高い,あるいは凝固した血液では容量秤取が不正確,あるいは困難であることによる.
(8) ガスクロマトグラフおよびガスクロマトグラフィーはGC,高速液体クロマトグラフおよび高速液体クロマトグラフィーはHPLC,ガスクロマトグラフ・質量分析計およびガスクロマトグラフィー・質量分析法はGC/MS,液体クロマトグラフ・質量分析計および液体クロマトグラフィー・質量分析法はlc/msとそれぞれ略記する.
(9) 高速液体クロマトグラフのカラムについて:
分析法(HPLCの条件)には市販されているカラムの固有名称を記載している.
Finepak SIL C18T,Finepak SIL C18T-5,Hypersil ODS-C18,Inertsil ODS-2,Kontrosorb RP18,μBondapak C18,Nova-PakC18,Nucleosil 5C18,ODS-80Ts,Spheri-5RP-18,TSK-gel Super-ODSはすべてODS(オクタデシルシラン系シリカゲル)カラムであり,Zorbax C8はオクタシラン系シリカゲルカラムである.これらは同型のカラムで代替可能であるが,保持時間,ピークの分離度などは異なってくる.
(10) ガスクロマトグラフのカラムについて:
大部分の分析法(GCあるいはGC/MSの条件)には市販のカラムの固有名称を記載している.
CBP-1,DB-1,SPB-1はメチルシリコン(100% dimethyl polysiloxane)系熔融シリカカラムであり,DB-5,DB-5ms,PTE-5,SPB-5,Ultra-2は5%フェニルメチルシリコン(5% diphenyl 95% dimethyl polysiloxane)系熔融シリカカラムである.これらは同型のカラムで代替可能であるが,保持時間,ピークの分離度などは異なってくる.

Copyright(c) 2009 日本法医学会 法医中毒学ワーキンググループ All rights reserved